こんにちは。
朝晩の冷え込みとともに
朝起きるのが辛い季節になってきました。
気づけば11月中旬、七五三の時期でしたね。
大変喜ばしいことですが、
お参り、お祝い、写真スタジオでの撮影など出費が
重なった方もいらっしゃったのではないでしょうか。
そんな今日は、家の予算を設定する前に家族をもち
生活していくうえでの費用のお話などを
していけたらいいなと思います。
まず、家族で生活するとなると
電気代に水道・下水道代、
車のローンに、ガソリン代、車検代、
車の保険代、生命(医療)保険料、
携帯電話代に、ネット代、CATV代、
子供たちにかかる様々な費用に、
(保育料、習い事費、学費、塾代)、
食費・雑費、外食費、こづかい、レジャー費
といった費用が、、。
賃貸であれば、
これに家賃が必要なのですが、
家を持つとなると、
家賃がローンに変わるだけじゃなく、
さらに固定資産税や火災保険が必要となり、
定期的に必要となるメンテナンス費用も、
コツコツと積み立てていかないといけなくなるのです。
家を建てる時は、
こういった費用を把握した上で、
家に回す費用をいくらにするのかを
決めなけらばいけません。
そして、老後資金や教育資金を
貯めていくことを前提に、
予算を決める必要があるのです。
共働きで世帯の年間手取り金額が
500万円だと仮定して考えてみましょう。
冒頭で綴った項目に
具体的な費用を入れ込んでみると、
電気代:12,000円(毎月平均)
水道代:3,000円
下水道代:3,000円
ガソリン代:15,000円(2台分)
車のローン:20,000円
車の保険代:10,000円(2台分の月割り)
車検代:10,000円(2台分の月割り)
携帯電話代:20,000円(家族全員分)
ネット・CATV代:7,000円
生命(医療)保険料:30,000円(2人分)
子供費用:70,000円(保育料、習い事など)
おこづかい:20,000円
食費・雑費:60,000円
外食費:10,000円
レジャー費:10,000円(年間120,000円)
この段階で、
300,000円もの費用が掛かっていますが、
家を建てるとなると、
さらにここから以下の費用が必要となります。
住宅ローン:?????
固定資産税:8,000円(年間96,000円)
火災(地震)保険:2,000円(10年で240,000円)
メンテナンス費:10,000円(15年で1,800,000円)
といったぐあいです。
例えば、あなたが住宅ローンを
毎月95,000円の返済で設定したとすると、
(3350万円の住宅ローン)
合計で毎月415,000万円の出費となりますが、
これを年間支払い額にしてみると、
498万円の支出が必要になってきます。
今の2人の収入では
生活していくだけで、、、となり、
全く貯蓄が出来ないということになりますね。
老後資金も大学資金も
全く積み立てられないというわけです・・・
前回お伝えしましたが、貯蓄を優先し余力が残る資金計画を!
もし、あなたがこのような状態で
家づくりをしてしまったら、
あなたが迎える将来は、
以下のような状態になるかもしれません。
子どもたちを大学に行かせるとすると、
全て奨学金でまかなわざるを得ないか、
お金がないことを理由に
子どもたちは進学を諦める・・・
老後については、
年金だけでは全く足りず、
職種、体調に関係なく
死ぬまでずっと働き続ける・・・
ということは、自分たちの老後資金と、
ある程度の大学資金を貯めることを
前提とした上で、家にかける予算を
決めていかなければいけませんね。
老後に向けての貯蓄として、
公的年金に加えて私的年金を、
夫婦揃って60歳まで
2万円ずつ積み立てていくだけで、
老後のゆとりが大きく変化します。
そして、全額は無理だったとしても、
奨学金負担を軽減出来るように、
毎月3万円ずつでも、
資金を積み立てていけば、
子どもたちも、進学し易くなるし、
他の可能性に挑戦もし易くなるではないでしょうか?
しかし、この2つを合わせて、
毎月の負担が7万円も上がってしまうと、
家計は赤字になってしまうので、
家計の無駄を見直すことも大切なのです。
あなたなら、
一体どこを見直しますか?
アッドエヌではご家族のスタイルに合わせたライフプランを
ご提案させていただいております。
ぜひお気軽にご相談ください。