変動型の住宅ローンのメリットは、
固定型に比べて金利が安いことです。
借入時にかかる経費が、
固定型よりも少ないのも変動型の大きな魅力です。
固定金利に比べて、
貸し出し条件に融通がききやすいのも
この変動型住宅ローンの
隠れメリットですが、
とはいえ、誰もが変動金利を
選んでいいわけではありません。
その理由は、返済が終わるまでずっと
返済金額が固定されないからですね。
3年後や5年後、10年後に
返済金額が変わってしまうかもしれない
からですね。
それゆえ、変動型の住宅ローンは、
選んでもいい方と選ぶべきじゃない方に分かれます。
では、選んでもいい方は一体どういう方なのでしょうか?
○借入金額が少ない方
抽象的な表現になってしまいますが、
一体どれくらいが少ないのか?というと、
個人的には1500万円以下だと思います。
となると、、
土地を持っていることは最低条件、
かつ、自己資金をそれなりに入れられる人
ということになりますね。
あるいは、親からの援助がかなり期待出来る方です。
この理由は、借入金額が少なくて済むのと、
返済期間を短く設定することが出来るからなのです。
例えば、返済期間を20年で設定出来れば、
10年後に金利が変わる
変動型の住宅ローンを選んだとしても、
大してリスクがありませんよね。
ほぼ半分返済が終わっているので、
多少金利が上がっても、
返済金額にそう大きな影響がないのです。
この場合、
金利見直し時に他の銀行で借り換えすれば、
再び最安のキャンペーン金利で
返済していくことができ、
それを阻止したい銀行が、
いい条件を提示してくれるかもしれないので、
結局、返済金額も上がりにくいという
メリットも享受出来たりもします。
○貯蓄が出来る方
変動金利のリスクは返済金額が
最後まで一定じゃないというところですね。
それゆえ、もし金利が上がった時には、
返済額が上がってしまわないように、
リスクヘッジが出来ないといけません、、
そして、そのリスクヘッジが繰上げ返済です。
仮に、返済金額が一気に2万円も上がってしまったら、
とっても困りますよね。
でも、この時に繰上げ返済をすることで、
返済金額を今までと同じように保てれば、
別段困ることもないのです。
あなたがどのような状況であったとしても、
怠ることなくコツコツと貯蓄していくことが出来るのであれば、
変動型を選ぶリスクはほとんどない
と言っても過言ではないと思っています。
金利が安い分、
最後まで大して金利が上がらなかったとしたら、
終わってみたら最も金利の支払いが少ないかもしれませんね。
この2つのいずれかに当てはまるのであれば、
個人的には変動金利をオススメさせていただきます。
間違えても、冒頭でお伝えした
メリットばかりに焦点を当てた状態、
目先の利益だけに囚われた状態で、
住宅ローン選びをしないように
気をつけていただければと思います。
アッド・エヌではご家族のスタイルに合わせたライフプランを
ご提案させていただいております。
漠然とした資金計画より目に見える数字を把握することによって
計画も立てやすく安心ももてるとおもいます。
ぜひお気軽にご相談お待ちしております。