住宅ローンには
途中で金利が変わる変動金利と、
ずっと金利が変わらない
固定金利がありますが、
個人的には、
基本的に固定金利(全期間固定)を
選んだ方がいいと思っています。
そして、自己資金を可能な限り入れて、
借入額は出来るだけ減らした方が
いいと思っているのですが、
返済期間については出来るだけ
長くしておいた方がいいというのが、
住宅ローンについての個人的な見解です。
では今回はなぜ私がそう考えているのか?
その理由をお伝えしていきたいと思います。
あくまで、個人的な考えであり、
正解かどうかも分からないし、
これに従う必要もないので、
参考程度に読んでもらえたら幸いです。
✔️全期間固定がいい理由
まず1つ目の理由が、
返済金額がずっと同じだということです。
つまり、
今後ずっとこの固定費に
狂いが生じないからです。
変動金利の場合、
途中で必ず金利が変わるため
そうなれば返済金額も変わることになり、
都度、
銀行と金利の交渉をしなければいないし、
仮に、その交渉がうまくいかず
返済金額が上がってしまうことになれば、
家計の収支が狂ってしまいますからね。
また、今の金利水準の低さも
固定を選んだ方がいいと思っている
もう1つの理由です。
もちろん、
変動金利と比べると高くはなるのですが、
それでも1%代中盤の金利というのは、
かなり安いと言っても
過言じゃありませんからね。
この2点が、僕が全期間固定を
基本的にオススメする理由です。
✔️自己資金を入れた方がいい理由
この理由は、
毎月の返済金額を
少しでも小さくするためです。
そして、手元に残るお金を
積立投資に回してもらうためです。
積立投資に回すべき理由は、
銀行に貯金するよりもはるかに
お金が増える可能性が高いからです。
なので、出来るだけ自己資金を
入れることによって返済金額を小さくし、
この浮いたお金を
「つみたてNISA」を利用しつつ積立投資を
していってもらえたらと思います。
完全にとは言い切れませんが、
まだお子さんが小さいなら、
今から積立投資を始めれば、
子供たちの進学資金の大部分が賄えるぐらい
お金が増えるかもしれませんからね。
そんなこんなで、
現金を必要以上に手元に残したり、
全くお金が増えない銀行の
口座の中に預けておかずに、
ギリギリいっぱいまで頭金として
入れていただけたらと思います。
✔️返済期間は長い方がいい理由
返済期間が長い方がいい理由は、
1つが毎月の返済金額が小さく出来ること。
先程も申し上げた通り、
積立投資に浮いたお金を
回してもらいたいからですね。
そして、もう1つの理由が、
おそらく35年後も当たり前のように
働いている可能性が高いことです。
つまり、35年後も安定収入がある
可能性が高いということですね。
これからは定年となる年齢も
どんどん伸びていくでしょうし、
年金をもらう年齢を遅らせた方が
もらえる年金額も多くなるし、
そもそも住宅ローンには、
団体信用生命保険という
名義人にもしものことが起こった場合、
ローンの残債がゼロになるという
定期保険が含まれていますしね。
以上の理由から、
返済期間を短くする必要は
ないと思っている次第であります。
いかがでしたか?
ざっとしたご説明なので少し
分かりにくい部分もあったかと思いますが、
なんとなくご理解いただけたでしょうか。
とはいえ、日本は基本的に
金融教育がなされていないため、
投資に対するネガティブな印象があり、
なかなかこの考え方を
受け入れられないかもしれません。
あるいは、そうすべきだと思っていても
今一歩踏み出せていないという方も
いらっしゃることと思います。
なので、そんな方はぜひ
一度弊社にお越しいただければ、
詳しくお話しさせていただきますので
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